飛行機の燃料はどこに積んでいるの?

飛行機の燃料は、主に主翼(いちばん大きな翼)の中に入っています。これはスペースの問題もありますが、主翼を重くするためです。飛行機が滑走を始めると、主翼には揚力(飛行機を浮かせる力)が発生し、上の方に反り返えろうとします。

ところが、そこに燃料を入れておけば、燃料の重みで主翼が反り返る力を和らげることができます。ちなみに、飛行機の燃料には、凍結を防ぐために純度が高く水分の少ないケロシンという種類の油が使われています。