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航空豆知識
第47回 機内に持ち込めないものとは?

A チェックインを済ませ、搭乗口に向かうまでに、私たちは保安検査(セキュリティー・チェック)を受けます。検査ゲートでは、お客様に安全に飛行機をご利用いただけるよう手荷物検査と所持品検査が行われます。
  機内の安全を確保するために、飛行機には持ち込めないものがいくつかあります。花火や爆発物、発火・引火しやすいもの、スプレー缶、ナイフやハサミなどの刃物類、凶器となりうるものなどがその代表的なものです。また、決められたスペースの中に多くのお客様がいらっしゃるので、機内に持ち込める手荷物の大きさは、国内線では45×20×35センチ以内、重さ5キロ以内と決められています。
  手荷物検査は、荷物にX線を照射して、中身を検査員が見ることにより検査します。刃物類やスプレー缶など、規則で定められている機内に持ち込めないものがないかどうかを検査しています。
  近ごろ、皆さんがよく保安検査で忘れがちなものに、ペットボトルがあります。検査官から「ペットボトルをお持ちですね。お調べしてよろしいですか?」と聞かれ、何やら検査器のようなものに置かれた経験をお持ちの方も多いと思います。これは、ペットボトルの中身がガソリンなどの引火しやすい液体かどうか調べるもので、購入したまま封を切っていないペットボトルの場合はいいのですが、一度、口を開けたペットボトルについては確認のため、検査が必要となります。そのため、ペットボトルは検査官が確認しやすいように、あらかじめ手荷物から出していただくようにご案内しています。
  空港では、スムーズにセキュリティー・チェックを済ますためにも、ゲート通過前に搭乗券(ボーディング・パス)を準備して、時計や小銭、鍵、携帯電話、パソコン、そしてペットボトルなどは事前に準備されているトレーに出して、手荷物検査を通過するようにしましょう。
  最近は多くの空港で、保安検査に大変時間がかかっています。ご出発の際は早めに空港にお越しいただき、飛行機の安全運航にご協力いただきますようお願い致します。
文=日本航空 一等航空整備士
日本航空機内誌・JALカード会員誌「Agora」連載「航空豆知識」2002年2月号より転載

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