1980
- 1988年9 月12 日
大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)運輸省提案のYS11型機代替の低騒音ジェット機導入受け入れを決める
- 1988年9 月13 日
運輸省、1988年10月~89年9月までの日米間チャーター便枠を航空会社に配分
- 1988年9 月23 日
北海道のダイコロ愛別飛行場、本格運用を開始
- 1988年9 月29 日
米NASA、スペースシャトル打ち上げを2年8ヶ月ぶりに再開
スペースシャトル「ディスカバリー」、ケネディ宇宙センターから打ち上げ(5名搭乗)、同日データ中継衛星(TDRS-3)を放出。10.3 エドワーズ空軍基地に帰還(STS-26;4日1時間) - 1988年10 月6 日
全日空 B747-400型導入を発表
- 1988年10 月13 日
ニューヨークの不動産業者ドナルド・トランプは、ボストン~ニューヨーク〜ワシントン間の「イースタン航空シャトル」をイースタン航空から買収。「トランプ・シャトル」と改名
- 1988年10 月14 日
運輸省、大阪国際空港のYS11型代替機の発着枠回数設定と関連して、MD87型機の 騒音調査飛行を実施
- 1988年10 月19 日
インドの国内線インディア航空のB737が、インド西部のアーメダバード付近で墜落、乗客約130名が死亡
- 1988年10 月25 日
エアーニッポン、鹿児島~那覇線を運航開始
- 1988年10 月26 日
成田空港高速鉄道㈱発足
- 1988年10 月27 日
運輸省と空港騒音対策協議会(11市協)は、大阪国際空港ジェット機の発着枠拡大の覚書に調印
- 1988年10 月28 日
中国四川省の山奥にある「西昌・宇宙衛星発射センター」外国人記者団に初公開
- 1988年11 月3 日
日本気球連盟、滋賀県琵琶湖横断レース開催
- 1988年11 月10 日
米国防省は特殊素材の機体で敵レーダー網をかいくぐる「見えない戦闘機 (ステルス機)」F-117Aの存在を初めて公式に認めた
- 1988年11 月13 日
神田道夫、キャメロン式-77型気球で高度世界記録(12、910m)樹立、FAI公認記録
- 1988年11 月15 日
ソ連、初の無人スペースシャトル「ブラン(猛吹雪)」を打ち上げ
- 1988年11 月19 日
オーストラリアの「鳥人のメッカ」グライダー訓練所(ニューサウスウェールズ州のナローマイン)が経営難から閉鎖に追い込まれていたのを日本人滝沢信三が再建
- 1988年11 月22 日
ノースロップB-2Aがロールアウト。初飛行は1989年7月
- 1988年11 月26 日
ソ連、仏人ジャン・ルー クレチアン飛行士ら3名が同乗したソユーズTM-7を打ち上げ
- 1988年11 月29 日
日本政府、米政府当局とFS-Xの日米共同開発について了解覚書締結
- 1988年12 月9 日
運輸省、大韓航空の長崎~ソウル線の開設認可
- 1988年12 月9 日
関西国際空港㈱、同空港旅客ターミナルビルのデザインに建築設計家レンゾ・ピアノ(仏)の作品選出
- 1988年12 月10 日
台湾が初の戦闘機(IDF)の開発に成功。台中郊外の清泉崗空軍基地で初公開
- 1988年12 月15 日
運輸省航空審議会身体検査基準部会、パイロットの身体検査基準を答申
- 1988年12 月16 日
米国入国に必要だった査証(ビザ)が、90日以内の観光・商用では免除に
- 1988年12 月18 日
フェデラル・エクスプレス社が、米国最大の航空貨物会社米フライング・タイガー社を買収
- 1988年12 月19 日
中国、海南島に完成した中国初の観測ロケット射場から「織女1号」ロケットの発射に成功
- 1988年12 月21 日
パンアメリカン航空B747型機、スコットランド南部ロッカビ村上空で空中爆破・墜落
- 1988年12 月21 日
宇宙滞在365日22時間30分の新記録を樹立したソ連のチトフ船長(41)とマナロフ飛行士(37)は、ソユーズTM-7(11.26「ミール」に向かって打ち上げ)で、仏人クレチアン飛行士と着陸地点に帰還
- 1989年1 月1 日
全日空、大韓航空、IATAに加盟
- 1989年1 月3 日
米運輸省は、コンチネンタル航空に成田~シアトル線を認可
- 1989年1 月7 日
昭和天皇崩御。平成と改元
- 1989年1 月20 日
ブッシュ、米国大統領に就任
- 1989年1 月27 日
宇宙開発事業団、H-Ⅱロケット開発のための試験用ロケット「TR-I」2号機を打ち上げ
- 1989年1 月31 日
米連FAAは、ボーイング社に対して「ボ社製の旅客機の配線に問題点を発見した」とし て700機以上の徹底検査を命じた
- 1989年2 月1 日
旅行開発㈱創立20周年、ジャルパック誕生25周年
- 1989年2 月7 日
運輸省、耐空証明類別にC類を新設
- 1989年2 月8 日
米インディペンデント航空のB707型旅客機が、大西洋のボルトガル領アゾレス諸島のサンタマリア島のピュアルト山に墜落、乗客乗員144人全員死亡
- 1989年2 月15 日
岩手県三陸町で、気象庁小型観測ロケット(MT-135PT;毎週木曜日)の打ち上げ700号機を達成
- 1989年2 月22 日
大喪の礼の弔問使節受け入れのため、運輸省は26日まで羽田空港発着を制限。4日間に206便が運休、乗客16、000人が影響
- 1989年2 月22 日
文部省宇宙科学研究所、第12号科学衛星(EXOS-D)をM-3SⅡ型ロケット4号機で打ち上げ、「あけぼの」と命名
- 1989年2 月24 日
東京・新宿御苑で昭和天皇大喪の礼
- 1989年2 月24 日
ユナイテッド航空のホノルル空港発オークランド行のB747型機(乗客乗員355人)は、離陸8分後に爆発。飛行機の右側面に穴(幅3m高さ12mの大きさ)があき、乗客9~11人が機外に吸い出され行方不明。同機はホノルル空港に緊急着陸
- 1989年3 月1 日
加、カナダ宇宙機関(CSA)を設立
- 1989年3 月1 日
北海道上砂川町に㈱地下無重力実験センター(JAMIC)が設立(地下800m廃坑を 活用)
- 1989年3 月3 日
コンコルドを開発した英ブリテッシュ・エアロスペース(BAe)、仏エアロスパシアルの首脳は、今後10年間でコンコルドの後継機関発を行うことを検討していると発表
- 1989年3 月6 日
アリアンスペース社、アリアン44LP型ロケットで日本通信衛星社(JCSAT)の「JCSAT-1」と欧州静止気象衛星「MOP-1」を打ち上げ、それぞれ軌道投入に成功
- 1989年3 月6 日
日本航空グループの国内旅行開発㈱、創立以来13年で200万人目のツアーを達成
- 1989年3 月7 日
エアーニッポン、創立以来搭乗旅客1、000万人を達成
- 1989年3 月8 日
米FAA、フェデラル・エクスプレス社によるフライングタイガー社の国際路線権の譲受 を認可
- 1989年3 月14 日
宇宙基地協力による日米間の了解覚書(MOU)をワシントン米NASA本部で締結
- 1989年3 月23 日
米ブッシュ大統領は、航空自衛隊の次期支援戦闘機FS-Xへの技術供与を条件付き で推進の方向を日本に通告
- 1989年3 月25 日
シティ・エアリンク、成田~横浜、羽田~横浜間のヘリコミューター運航開始
- 1989年3 月30 日
エアシステム、次期中型主力機にエアバスA300-600を採用
- 1989年4 月1 日
エアーニッポン、羽田~八丈島線にB737投入
- 1989年4 月1 日
消費税(3%課税)実施
- 1989年4 月1 日
通行税が廃止になり、国内航空旅客運賃はこの日から約6.4%値下げ
- 1989年4 月1 日
近鉄航空貨物、社名を「近鉄エクスプレス」に変更
- 1989年4 月4 日
フランスへの入国査証(ビザ)が3カ月以内の滞在では不要に
- 1989年4 月18 日
政府は、1991年度から運航を開始する政府専用機の駐機場を暫定的に、新千歳空港 にする方針
- 1989年4 月20 日
米国、国家宇宙評議会(NSC)設立
- 1989年4 月21 日
IAE社のV-2500エンジンを搭載したA320-200型機、フランス航空局の型式証明を取得
- 1989年4 月25 日
大韓航空機爆破事件(1987.11.29)の金賢姫に死刑判決
- 1989年4 月26 日
警視庁、災害救助活動などのための有人飛行船「はるかぜ」を導入
- 1989年4 月26 日
ドイツ、ドイツ宇宙機関(DARA)設立
- 1989年4 月28 日
全日空、スカンジナビア航空と成田~ストックホルム線を共同運航開始
- 1989年5 月1 日
日米航空当局、中部太平洋航空路を新たに3路線設定することに合意
- 1989年5 月1 日
日本航空、カナディアン航空と成田~トロント線を共同運航開始
- 1989年5 月2 日
ヴァージン・アトランティック航空、ロンドン~成田線で日本乗り入れ開始
- 1989年5 月4 日
スペースシャトル「アトランティス」、金星探査機「マゼラン」を乗せて打ち上げ。5.8 帰還(STS-30;4日58分)
- 1989年5 月9 日
全日空、雫石事故、東京高裁が過失割合を「自衛隊2、全日空」とし、国は全日空に、全日空は国に、国は損保会社にそれぞれ損害賠償を支払うよう判決
- 1989年5 月24 日
全日空 B767-300型20機の追加発注(確定10機、オプション10機)
- 1989年5 月25 日
米国、スーパー301条に日本政府の衛星調達を指定
- 1989年5 月30 日
運輸省、米コンチネンタル航空の成田~シアトル線の運航を認可。6.1 から運航開始
- 1989年6 月2 日
大韓航空、ソウル~札幌線を運航開始
- 1989年6 月3 日
宇野新内閣発足。運輸相に山村治郎氏
- 1989年6 月3 日
中国天安門事件発生
- 1989年6 月4 日
北京の武力衝突後の情勢について外務省は北京市を目的とした訪中を当面避けるか延期を求めた渡航自粛勧告を発表
- 1989年6 月5 日
アリアンスペース社、ギアナ宇宙センターよりアリアン44L型ロケットで宇宙通信社(SCC)の「スペースバードA」とドイツのDFS-1を打ち上げ、それぞれ軌道投入に成功
- 1989年6 月6 日
日本航空、全日空、北京情勢の緊迫に伴い、6.8 までに日航が6便、全日空が5便、臨時便を運航(在留邦人一時帰国のため)
- 1989年6 月7 日
南米スリナム国営航空DC8型機、首都パラマリボ南40kmで墜落。乗客乗員160人以上 が死亡
- 1989年6 月17 日
エアシステム、成田から初のホノルル・チャーター便を運航
- 1989年6 月27 日
運輸省、乗員訓練に「CRM・LOFT」訓練の採用を航空会社に義務付け
- 1989年6 月30 日
日本航空、太平洋線及び一部豪州線の日本発運賃値下げ実施を発表。7.1 発効の日本発米国・カナダ行き普通運賃6~12%、日本発アデレード行き運賃約10%値下げ
- 1989年7 月1 日
日本航空、カンタス航空と共同運航で成田~アデレード~メルボルン~成田線を開設
- 1989年7 月1 日
第1回バラグライダー世界選手権、オーストリア ケッセンで開催(~7.16)
- 1989年7 月3 日
第1回ハンググライディング世界選手権、スイス フィーシエで開催(~7.23)
- 1989年7 月4 日
英、仏、独、伊、スペイン5カ国の防衛航空機メーカーが、軍用輸送機の共同開発で合意し「EUROFLAG」の統一機関を設立
- 1989年7 月12 日
日本航空、スイス航空と共同運航で成田~チューリッヒ線(シベリア経由)を運航開始
- 1989年7 月14 日
全日空、成田~バンコク線を開設
- 1989年7 月16 日
全日空は、オーストリア航空とアエロフロートとの3社共同で成田~モスクワ~ウィーン線を開設
- 1989年7 月18 日
ソ連国営航空アエロフロート、IATAに加盟申請
- 1989年7 月19 日
ユナイテッド航空DC10-10型機デンバー発シカゴ行き、油圧系統故障のため、アイオワ州スーシティ空港の滑走路手前に墜落、炎上109人死亡
- 1989年7 月20 日
アポロ11号の月面着陸20周年ブッシュ米大統領、21世紀初めに恒久月面基地を建設、月を拠点にして火星への有人探査を目指すと演説
- 1989年7 月22 日
全日空、成田~ロンドン線を開設
- 1989年7 月22 日
羽田空港発着枠拡大に伴い、各社新路線開設。日本航空は羽田~函館線、南西航空羽田~宮古線、エアシステムは羽田~宮崎線、エアーニッポンは那覇~石垣線
- 1989年7 月27 日
大韓航空DC10-30型(ソウル発トリポリ行き)、トリポリ空港で着陸に失敗、壁落炎上71人死亡
- 1989年8 月1 日
日本で初めての航空科学博物館が成田空港近く(芝山町)に開館
- 1989年8 月2 日
米ワシントン連邦地裁、ソ連航空機による大韓航空機撃墜事件(1983.9.1)につき、同航空に対し、遺族への賠償義務を認めた
- 1989年8 月3 日
米FAA、飛行中の大きな構造破壊後の航空機の生還能力を向上させるために、 機体・ エンジンメーカー、航空会社による作業部会の設置を発表