1980
- 1982年9 月5 日
宇宙開発事業団、気象観測小型MT-135PT-33号機(最終)を打ち上げ
- 1982年9 月7 日
日米航空交渉、ワシントンで暫定取り決め調印
- 1982年9 月10 日
警視庁東京空港署特捜本部、日航機羽田沖墜落事故の機長を書類送検
- 1982年9 月12 日
宇宙科学研究所、鹿児島宇宙空間観測所から一段式固体ロケットS-210型13号機を打ち上げ
- 1982年9 月15 日
マクドネル・ダグラス社、同社2000機目の大型ジェット機としてユナイテッド航空に DC10CFを引き渡し
- 1982年9 月17 日
日本航空の上海発成田行きDC8が上海虹橋空港で着陸に失敗、オーバーランして土手に激突、乗客乗員124人のうち日本人17人を含む21人が重軽傷
- 1982年9 月21 日
B747-300の初号機がロールアウト
- 1982年9 月25 日
宇宙科学研究所、鹿児島宇宙空間観測所から一段式固体ロケットS-310型12号機を打ち上げ
- 1982年9 月27 日
英国航空、1983年春までに内外17路線を廃止すると発表
- 1982年10 月1 日
日本航空、ヴァリグ・ブラジル航空と提携で日伯間国際航空貨物輸送を開始
- 1982年10 月5 日
羽田~札幌間の4~9月間の旅客数、全日空が初めて日本航空を抜く
- 1982年10 月12 日
フライング・タイガー航空、シアトル~成田~福岡の貨物チャーター便運航
- 1982年10 月12 日
ソ連、SL-9ロケットでコスモス1413、1414、1415の3衛星を同時打ち上げに成功
- 1982年10 月17 日
中国軍パイロット、ミグ19戦闘機で韓国に亡命
- 1982年10 月19 日
民間輸送機開発協会が㈶日本航空機開発協会と名称変更
- 1982年10 月22 日
ノースウエスト航空の那覇発シカゴ行きB747、成田空港着陸時に右翼下のタイヤ2本破裂、同社ジャンボ機のパンク事故は7月に続き2度目
- 1982年10 月30 日
日本婦人航空協会の女性パイロット、中国親善訪問飛行に出発
- 1982年11 月2 日
パンアメリカン航空、成田~ マニラ線を運航開始
- 1982年11 月3 日
長崎空港沖で大型機飛行直後の後方乱気流に巻き込まれた長崎航空セスナ機が墜落、操縦士死亡
- 1982年11 月11 日
NASA、スペースシャトル「コロンビア号」打ち上げ、11.16 帰還 (STS-5;5日 2時間14分)
- 1982年11 月12 日
全日空、グアム島へのチャーター第1便を運航
- 1982年11 月14 日
静岡県浜松市で曲技飛行中の航空自衛隊「ブルーインパルス」T-2が墜落、通行中の車も巻き込み操縦士死亡のほか負傷者12人
- 1982年11 月15 日
日本航空、日米航空交渉暫定取り決めによる成田~シアトル~シカゴ線を1983年4月より週3便運航と発表
- 1982年11 月15 日
上越新幹線、大宮一新潟間開業
- 1982年11 月20 日
日本気球連盟公認熱気球大会「82バルーンフェスタ・イン佐賀」開催
- 1982年11 月29 日
中曽根内閣発足
- 1982年11 月29 日
海上保安庁福岡航空基地所属のベル212型ヘリコプターが長崎県男女群島男島山中で墜落、乗員2人死亡、6人重傷
- 1982年11 月30 日
ゲイツ・リアジェット社のビジネス・ジェット機、リアジェット55ERが初飛行
- 1982年12 月6 日
中国民航局、日本航空機上海事故(1982.9.17)の原因は「腐食空気筒の破裂」と発表
- 1982年12 月9 日
宇宙開発事業団、TT-500Aロケット11号機の実験(1982.8.16) で、ニッケル系合金の製造に成功と発表
- 1982年12 月10 日
ソ連、宇宙滞在211日8時間5分を樹立したベレゾボイ、レベジエフ両飛行士が帰還
- 1982年12 月12 日
日本アジア航空、 台北線にB747を導入
- 1982年12 月14 日
全日本民間労組協議会(全民労協)結成
- 1982年12 月15 日
全日空創立30周年
- 1982年12 月17 日
運輸省、川崎重工BK117型ヘリコプターに型式証明を交付
- 1982年12 月18 日
秋田県、航空自衛隊救難隊基地設置の受け入れを正式決定
- 1982年12 月21 日
FAA、B757に型式証明
- 1982年12 月21 日
航空自衛隊 航空教育隊を新編成
- 1982年12 月22 日
航空事故調査委員会、羽田沖日航機墜落事故(1982.2.9)に関する聴聞会開催
- 1982年12 月24 日
中国民航旅客機、広州市白雲空港で火災事故のため乗客乗員69人のうち乗客21人が死亡、日本人1人を含む負傷者多数
- 1983年1 月12 日
米軍事情報筋、落下中のコスモス1402号の原子炉積載本体部分が不安定な回転を示していると言明、正常な形での大気圏突入が困難となり原子炉部分が完全燃焼しな 可能性を示唆
- 1983年1 月14 日
日中韓3国代表とICAOの間で、韓国管制区域内に日本が責任をもつ回廊 (コリドー)を設定、航空路とすることで合意成立、これにより成田~北京間の飛行時間が21分間短縮
- 1983年1 月15 日
宇宙科学研究所、二段式固体燃料カッパーK9M型ロケット76号機打ち上げ
- 1983年1 月19 日
レーガン大統領と中曾根首相の会談で、1988年の米国スペースシャトル打ち上げ計画に日本人飛行士の参加で合意
- 1983年1 月24 日
航空事故調査委員会、南西航空着陸事故(1982.8.26)は、「機長の操縦ミス」を示唆する中間報告。また運輸大臣に対して音声記録装置と緊急時の搭乗者脱出・救難に関 する改善について建議
- 1983年1 月25 日
米フェアチャイルド社とスウェーデンのサーブ社共同開発のSAAB340が初飛行
- 1983年1 月27 日
宇宙開発事業団、宇宙材料実験用TT-500A型ロケット12号機を打ち上げ、頭胴部の 回収に成功
- 1983年2 月1 日
航空自衛隊三沢基地第3航空団所属F1戦闘機2機が日本海方面の国籍不明機にスクランブルを行う、航空自衛隊発足以来通算1万回目のスクランブル
- 1983年2 月4 日
宇宙開発事業団、初の実用静止通信衛星 CS-2aをN-Ⅱロケット3号機で打ち上げに成功、「さくら2号-a」と命名。2.24 静止化
- 1983年2 月7 日
米国防総省、原子炉搭載衛星コスモス1402号の炉心部分はブラジル東方約1800キロ沖合の南太平洋上で大気圏に突入を確認と正式発表。結果的に被害なし
- 1983年2 月20 日
宇宙科学研究所、第8号科学衛星(アストロ-B)をM-3Sロケット3号機で打ち上げ、「て んま」と命名
- 1983年2 月23 日
宇宙開発事業団、「うめ2号」の運用を終了
- 1983年3 月1 日
花巻空港がジェット化、東亜国内航空が羽田~花巻線をDC9-41で運航開始
- 1983年3 月1 日
東亜国内航空、羽田~熊本線をA300で運航開始
- 1983年3 月1 日
東京航空局調布空港事務所の新庁舎、管制塔が完成
- 1983年3 月4 日
米FAA、B747-300に型式証明
- 1983年3 月9 日
運輸省、日本航空の高木社長に「安全運輸確保のための業務改善についての勧告」を手渡す、乗員の健康管理など7項目が内容
- 1983年3 月11 日
仏・西独両国、A310に型式証明
- 1983年3 月11 日
日本近距離航空のYS11(乗員乗客53人)が、中標津空港で着陸に失敗して雑木林に墜落、機体は真っ二つに折れ31人が重軽傷
- 1983年3 月14 日
臨時行政調査会、行政改革に関する最終答申を首相に提出(5.23 臨時行政改革推進 審議会設置)
- 1983年3 月15 日
東亜国内航空、羽田~大分線をA300で運航開始
- 1983年3 月22 日
経団連、「衛星通信の民間利用早期実現を要望する意見書」を発表
- 1983年3 月23 日
日本航空機製造、清算手続きを完了し正式に解散
- 1983年4 月1 日
宮城県岩沼市でパイパーPA34セネ力機が墜落、7人全員死亡
- 1983年4 月1 日
改正旅行業法、施行
- 1983年4 月1 日
日本航空、成田~シアトル~シカゴ線をB747で運航開始
- 1983年4 月1 日
日本近距離航空、福岡~対馬、長崎~対馬線をジェット化。 B737就航
- 1983年4 月1 日
運輸省、モーターハンググライダーについて「航空機の一種、飛行の際には許可が必要」とする通達を出す
- 1983年4 月3 日
ユナイテッド航空が日本乗り入れ開始
- 1983年4 月4 日
米NASA、スペースシャトル オービタ2号機「チャレンジャー」(STS-5) 打ち上げ。4.7 マスグレーブ、ピーターソンの両飛行士、命綱をつけた状態で4時間にわたる宇宙遊泳を行う
- 1983年4 月7 日
「チャレンジャー」、朝日新聞社の人工雪実験を行う(雪結晶は記録するビデオに写らず)。4.9 帰還(STS-6;5日23分)
- 1983年4 月8 日
防衛庁技術研究本部、T-2改CCV実験機を三菱重工小牧南工場で初公開
- 1983年4 月15 日
航空自衛隊第2航空団第203飛行隊(千歳)にF-15戦闘機2機を配備
- 1983年4 月17 日
インド宇宙研究機構、国産人工衛星「ロヒニ3号」をSLV-3ロケットでの打ち上げに成功
- 1983年4 月19 日
小牧基地から入間基地に向けて訓練飛行中の航空自衛隊航空輸送団第1輸送航空隊所属C-1輸送機6機編隊のうち2機が三重県菅島の山腹に墜落、両機の乗員14人全員死亡
- 1983年4 月19 日
三菱重工と富士重工がFS-X(次期支援戦闘機)共同開発に合意
- 1983年4 月25 日
米NASA、11年前に打ち上げた「パイオニア10号」が約45億km先の冥王星軌道を通過と発表。6.13 海王星軌道を通過し、太陽系から脱出した初の人工物体となる
- 1983年4 月26 日
カナダのスカイシップ500飛行船がトロント国際空港で初飛行
- 1983年4 月29 日
中国の新華社電、「運十(ユンシー)」002旅客機が4.25日~ 4.28にかけて上海~ハルビン間の往復試験飛行を行ったことを伝える
- 1983年5 月5 日
中国民航の瀋陽発上海行きBAe121 トライデントが乗っ取られ、韓国・春川市の米軍基 地に緊急着陸、台湾への亡命を希望する犯人6人は投降
- 1983年5 月16 日
航空事故調査委員会、日航機羽田沖墜落事故原因は機長の異常な操作にあるとした うえで、 日航側の管理体制と医師の責任を問う調査の最終報告書を長谷川運輸相に提出
- 1983年5 月26 日
日本海中部 (秋田県沖)地震M7.7発生
- 1983年5 月27 日
航空事故調査委員会、モーターハンググライダー事故多発について防止対策を建議、(1)航空法に基づく諸手続の不履行 (2)操縦者の経験不足 (3)気象知識の欠如、などをあげ規制の検討を求める
- 1983年5 月27 日
航空事故調査委員会、日本近距離航空YS11の中標津空港墜落事故(1983.3.11)原因は機長の操縦ミスを示唆する中間報告発表
- 1983年5 月31 日
航空自衛隊浜松基地でブルーインパルスが墜落(1982.11.14)した事故原因について航空幕僚監部の事故調査委員会が事故原因は編隊長機と事故機パイロットの判断ミスとする報告書を提出
- 1983年5 月31 日
電電公社、「さくら2号-a」の運用開始、宇宙中継テレビ電話を開設
- 1983年6 月2 日
ダラス・フォートワース発カナダ・トロント行きカナダ航空のDC9機内で火災発生、グレ ーター・シンシナチ空港に緊急着陸したが機体は炎上し乗客ら23人死亡、18人負傷、原因はトイレのたばこの火の不始末
- 1983年6 月2 日
ソ連、「ヴェネラ(金星)15」を打ち上げ
- 1983年6 月7 日
ソ連、「ヴェネラ16」を打ち上げ
- 1983年6 月7 日
千葉県四街道市内にある成田空港へのパイプライン敷設工事の現場工務所が空港反対派による放火のため全焼、作業員2人が焼死
- 1983年6 月14 日
日本航空機長会など5団体、日航機羽田沖墜落事故に関する航空事故調査委員会の調査報告書を不満として公開質問状を提出
- 1983年6 月14 日
新東京国際空港騒音対策委員会の12回目会合で、佐原、多古、横芝の各市町長が「成田空港の完全空港化」を空港公団に訴える
- 1983年6 月16 日
欧州宇宙機関(ESA)、アリアンロケット8号機を打ち上げ、2個の通信衛星を静止軌道に乗せることに成功
- 1983年6 月17 日
NHKと民放テレビ5局、米通信衛星会社 (コムサット)との間に太平洋の通信衛星回線 を共同で専用利用するための契約締結
- 1983年6 月18 日
米NASA、初の女性宇宙飛行士サリー・ライドら5名搭乗のスペースシャトル「チャレン ジャー」打ち上げ。6.19 インドネシアの通信衛星「パラパB1」を放出。6.22 パレット衛星(SPAS)を放出、編隊飛行後回収する実験を行う。6.24帰還(STS-7;6日2時間24分)
- 1983年6 月20 日
デハビランド・カナダ社のDHC8が初飛行
- 1983年6 月20 日
政府、宇宙飛行士の救助、送還ならびに宇宙空間に打ち上げられた物体の返還に関 する協定など、“宇宙3条約”に加入
- 1983年6 月21 日
全日空のB767、羽田~松山、大阪~松山線に就航
- 1983年6 月26 日
第13回参議院選挙。 全国区で初の比例代表制
- 1983年6 月28 日
東亜国内航空人事、窪田俊彦社長が就任