1980
- 1986年1 月21 日ユナイテッド航空、パンアメリカン航空から買収した太平洋路線の運航開始を延期すると発表 
- 1986年1 月21 日コンコルド就航10周年 
- 1986年1 月23 日札幌航空交通管制部、北海道沖からソ連に向かう空域をレーダー管制方式に切り換ス 
- 1986年1 月24 日松永駐米大使、シュルツ米国務長官にパンナムの太平洋路線の権益をユナイテッド航 空に引き継ぐことを認めるとの政府方針を伝える 
- 1986年1 月28 日スペースシャトル「チャレンジャー」(STS-51L)失敗。打ち上げの約73秒後に固定補助ブースターロケットが爆発、機体もろとも破壊、F・スコビー船長ら7人の乗組員は前胴部と共に海中に落下し全員死亡。 
- 1986年1 月30 日東亜国内航空、運輸省に成田~ホノルル線の開設を要望 
- 1986年1 月31 日運輸省、全日空のグアム線を認可 
- 1986年2 月3 日米FAA、B747機首部分の緊急点検を命令 
- 1986年2 月9 日群馬県伊勢崎市を出発点とする「熱気球マラソン」実施 
- 1986年2 月12 日成田空港からパンアメリカン航空の最終便出発、ユナイテッド航空、パンアメリカン航 空から引き継いだ太平洋線の運航開始 
- 1986年2 月12 日宇宙開発事業団、実用放送衛星BS-2b「ゆり2号b」をN-Ⅱ型ロケット8号機で打ち上げ。5.22 東経110°に静止 
- 1986年2 月14 日郵政省、名古屋~函館間など9区間で新たに郵便の航空輸送を開始。全国的な郵便輸送の改善策を発表 
- 1986年2 月19 日ソ連、大型宇宙軌道ステーション「ミール (平和)」(20トン)を打ち上げ 
- 1986年2 月22 日㈶宇宙環境利用推進センター(JSUP)設立 
- 1986年2 月27 日MU-300双発ジェット機によるパラボリックフライトによる無重力実験を開始(~3.18) 
- 1986年3 月1 日航空大学校の合格者発表、初の女性合格者 
- 1986年3 月3 日全日空、初の国際定期便成田~グアム線の1番機就航 
- 1986年3 月11 日宇宙科学研究所の「さきがけ」、ハレー彗星に最接近 
- 1986年3 月14 日運輸省、1985年4月の日米暫定合意による日米間新路線配分について日本航空、全 日空、東亜国内航空の3社に通知 
- 1986年3 月15 日ソ連、大型宇宙ステーション「ミール」、ソユーズ-T15宇宙船(3.13 打ち上げ)のドッキングに成功 
- 1986年3 月18 日日本航空、米デルタ航空、ウエスタン航空の両社と業務提携に調印 
- 1986年3 月18 日米加会談で、 カナダの米有人宇宙基地計画への参加決定 
- 1986年3 月24 日米軍機とリビア軍機がシドラ湾上空で交戦 
- 1986年3 月28 日新華社電、4月から中国の上海航空機製造がマクドネル・ダグラス社とMD82の共同生 産を行うことを報道 
- 1986年3 月28 日円高・原油安により月平均1家庭あたり電力400円、ガス500円の差益還元を決定 
- 1986年3 月28 日運輸省航空事故調査委員会、日航機事故(1985.8.12)の調査結果を集大成した「事実に関する報告書の案」を公示 
- 1986年3 月28 日運輸省、香港のドラゴン(港竜)航空申請の香港~名古屋間のチャーター便運航を認 可 
- 1986年4 月1 日男女雇用機会均等法施行(1985.6.1公布) 
- 1986年4 月1 日四国航空は、ヘリコプター、小型機を使用したエアタクシー事業に参画 
- 1986年4 月2 日米トランスワールド航空のローマ~カイロを飛行中のB727機内で爆発が起き、アテネ空港に緊急着陸。機体に大穴が開き、乗客3人が機外に放り出されて死亡、乗客7人 が負傷 
- 1986年4 月4 日日本航空、羽田~札幌、羽田~福岡線にB747-146BSUD(旅客数563座席)を投入 
- 1986年4 月5 日シベリア上空をノンストップで飛ぶ日欧直行便開設 
- 1986年4 月7 日経済構造調整研究会、「前川レポート」を提出 
- 1986年4 月7 日ソ連の宇宙ステーション「ミール」から、キジム、ソロビヨフ両宇宙飛行士が、飛行管制 センターを通してテレビ記者会見 
- 1986年4 月7 日米国防総省と米NASA、極超音速宇宙往還機「オリエント・エキスプレス」(X-30)開発について最初の契約をボーイング社など7企業と取り交わす 
- 1986年4 月8 日日本電信電話、航空機用の公衆電話サービスの開始について、郵政省に許可申請 (4.14 認可) 
- 1986年4 月9 日東京高裁民事15部、第一次厚木基地騒音訴訟控訴審判決で「騒音は受忍限度内」と して住民の訴えを棄却 
- 1986年4 月12 日日航ジャンボ機事故遺族の会「8.12連絡会」が日本航空、米ボーイング社、運輸省の各幹部ら12人を業務上過失致死傷罪と航空危険罪違反の容疑で東京地検に告発 
- 1986年4 月18 日仏ダッソー・ブレゲー社のマルセル・ダッソー社長没、94歳 
- 1986年4 月18 日米空軍、「タイタン34D」ロケットを打ち上げ失敗 
- 1986年4 月26 日ソ連、チェルノブイリ原子力発電所で大爆発発生 
- 1986年4 月26 日全日空、広島~那覇線を運航開始 
- 1986年4 月27 日ユナイテッド航空、成田、大阪を拠点に極東・東南アジア路線強化 
- 1986年4 月30 日臨時行政改革推進協議会の特殊法人問題等小委員会、日本航空の完全民営化など を内容とする活性化方策について報告書をまとめる 
- 1986年5 月3 日スリランカのコロンボ国際空港でエアランカ航空の旅客機内で爆発が起き、邦人2人を 含め14人が死亡 
- 1986年5 月3 日米NASA、静止気象衛星「GOES-G」を乗せたデルタロケットの打ち上げ失敗 
- 1986年5 月4 日第12回先進国首脳会議(サミット)、東京で開催 
- 1986年5 月9 日第1回ヘリコプター・エア・ショー開く(江東区・東京ヘリポート) 
- 1986年5 月22 日米FAA、国内の航空会社に対してB747-400導入禁止措置を取る方針を明らかにする 
- 1986年5 月30 日民間事業者の能力活用による特設施設の整備促進臨時措置法(民活法)公布 
- 1986年5 月30 日欧州宇宙機関(ESA)、アリアン2型ロケット「インテルサットVA」を打ち上げ失敗 
- 1986年6 月3 日運輸審議会は、全日空の成田~ロサンゼルス、成田~ワシントン線を承認 
- 1986年6 月3 日英国バージン・アトランチック航空、ロンドン~ニューヨーク間を片道56ポンド(約1万 4000円)の低運賃を発表 
- 1986年6 月9 日運輸政策審議会航空部会、わが国航空行政の見直しについて (1)国際線の複数社体制 (2)国内線のダブル・トリブル化推進 (3)日本航空の民営化、を骨子とする最終答申をまとめ三塚運輸相に提出 
- 1986年6 月9 日米大統領事故調査委員会、「チャレンジャー」事故について最終報告書を提出 
- 1986年6 月10 日行政改革審議会が最終答申 
- 1986年6 月18 日米アリゾナ州グランドキャニオン上空で遊覧飛行中の小型機とヘリコプターが空中衝突、双方の乗客ら25人全員が死亡 
- 1986年6 月23 日運輸省、日欧間航空運賃の方向別格差是正(日本発12%値下げ、欧州発3%と値上げ)など航空運賃の改定を認可 
- 1986年6 月23 日ボーイング社、各航空会社に対してB747の後部圧力隔壁や油圧システムの見直しを ふくむ設計改善を通報 
- 1986年6 月25 日日本航空がボーイング社内に品質管理担当者を常駐に 
- 1986年6 月27 日日本航空人事、伊藤淳二副会長が会長に就任 
- 1986年6 月27 日欧州宇宙機関、欧州版小型スペースシャトル「ヘルメス」の開発計画を決定 
- 1986年7 月1 日米FAA、B747の機首部を緊急点検するよう全米の航空会社に指示 
- 1986年7 月1 日日本航空、整備体制見直しの一環として「機付整備員制度」導入 
- 1986年7 月2 日日本航空、成田~アトランタ線を運航開始 
- 1986年7 月4 日川崎重工がライセンス生産したCH-47ヘリコプターの第1号機が完成、社内飛行試験を開始 
- 1986年7 月10 日米ビーブル・エクスプレス、同社傘下のフロンティア航空をユナイテッド航空に売却 
- 1986年7 月13 日日本航空、B747SRの耐用年数を15年間とするなど、安全対策を決める 
- 1986年7 月15 日無給油無着陸飛行を目指して飛行を続けていたボイジャー、1万9000kmを飛び、周回飛行距離など4つの世界記録を樹立 
- 1986年7 月16 日全日空、成田〜ロサンゼルス線を運航開始 
- 1986年7 月16 日「ミール」で実験・観測活動に従事していたキジム、ソロビョフ両宇宙飛行士 ソユーズT-15で地上に帰還 
- 1986年7 月17 日金森政雄経団連防衛生産委員長、FS-Xの国産化を政府に要望 
- 1986年7 月17 日日米航空交渉、日本貨物航空のニューヨーク線を週9便(3便増)とすることで合意 
- 1986年7 月20 日日本航空、成田~鹿児島線を運航開始。 路線規制緩和による同社初国内路線 
- 1986年7 月22 日航空宇宙技術研究所、極超音速旅客機(HST)のシミュレーションモデルを発表 
- 1986年7 月25 日日航ジャンボ機事故の遺族131人、ボーイング社と日本航空を相手取り損害賠償を求めて米ワシントン州シアトルの州地方裁判所に提訴 
- 1986年7 月26 日全日空、成田~ワシントン線を運航開始 
- 1986年8 月1 日国際宇宙基地建設について、欧州宇宙機関(ESA)と米NASAの両長官が暫定合意 
- 1986年8 月13 日宇宙開発事業団、H-Ⅰロケット試験1号機(2段式)を打ち上げ成功。アマチュア無線衛星「ふじ」、測地衛星「あじさい」の軌道投入にも成功 
- 1986年8 月15 日米政府、「チャレンジャー」の後継機建造を正式決定。同時にスペースシャトルによる商業衛星の打ち上げから撤退することを初めて公表 
- 1986年8 月17 日スーダンで国営スーダン航空のF27がゲリラの砲撃で墜落、乗客乗員60人全員が死亡 
- 1986年8 月17 日ボーイング社のジェット旅客機生産、延べ5000機を達成 
- 1986年8 月24 日米NASA、科学観測用ロケット「エリーズ」を打ち上げ失敗 
- 1986年8 月28 日成田と米西海岸を結ぶ新航空路2本の運用開設 
- 1986年8 月30 日韓国政府、アジア大会参加の中国選手団が中国民航機で直接ソウルへ乗り入れることを承認 
- 1986年9 月2 日宮崎県西都原市で、訓練飛行中の航空自衛隊新田原基地所属T-2ジェット練習機が墜落、炎上して民家2軒が全半壊。乗員1人が死亡、住民2人重傷 
- 1986年9 月3 日マクドネル・ダグラス社、DC10の後継機としてMD11の単独開発に踏み切ることを発表 
- 1986年9 月5 日パキスタンのカラチ空港で離陸準備中のパンアメリカン航空のB747(乗客乗員293人)が武装グループに占拠される。17時間後パキスタン軍特殊部隊が機内突入、犯人2人、乗客16人が死亡、139人が重軽傷 
- 1986年9 月5 日米NASA、SD実験用の秘密機器を搭載したデルタ・ロケット打ち上げ 
- 1986年9 月6 日宇宙科学研究所、鹿児島宇宙空間観測所から大気光観測用のS-310型ロケット17号機打上げ 
- 1986年9 月7 日文部省宇宙科学研究所、大気光観測用のS-310型ロケット17号機を打ち上げ 
- 1986年9 月9 日デルタ航空、ウェスタン航空の買収を発表 
- 1986年9 月9 日運輸省、海外旅行の際の土産品免税枠を1人20万円に拡大の方針決定 
- 1986年9 月14 日韓国ソウルの金浦空港1階ロビー外側で爆弾が爆発、空港職員ら5人死亡、19人負傷 
- 1986年9 月15 日米テキサス航空、ピーブル・エクスプレスの買収を発表 
- 1986年9 月16 日東京地裁民事32部、新日本国内航空のヘリコプターが富士山ろく青木ヶ原樹海に墜落した事故(1980.5)で、搭乗の映画プロデューサーらの請求について「恐怖の代償」の支払いを認定 
- 1986年9 月16 日東亜国内航空、DC10の3機購入を決定 
- 1986年9 月16 日仏外務省、ECとスイスを除くすべての外国人にビザの取得を義務づけ 
- 1986年9 月19 日東亜国内航空、初の海外チャーター便としてソウル・アジア競技大会参加の体協関係 |者を乗せて大阪~ソウル間を運航 
- 1986年9 月19 日米運輸省は、デルタ航空とアメリカン航空両社の日本乗り入れを認める。1985年の日 米協空暫定取り決めにもとづく処置