命を守る

消防ヘリコプター

高層ビル火災や山火事など、消防車が消火活動できないときに、消防ヘリコプターは活躍します。1995年の阪神・淡路大震災で消防ヘリコプターの重要性が再確認され、今では全ての都道府県で配備されています。

DATA
◇平成19年 消防・防災へり 全国で52団体71機
◇平成19年の総出動件数 17,654件(内 災害出動 6,332件、救急出動 3,046件)、飛行時間 18,576時間
(日本航空新聞より抜粋)
ドクターヘリ

ドクターヘリは、緊急治療の必要な患者さんの近くに適切な病院がない場合に活躍します。まず、医師や看護士がドクターヘリで患者さんのいる場所まで素早く移動し、応急処置を行います。そして、患者さんをドクターヘリに乗せ、様子を見ながら本格的な治療が出来る病院へ運びます。

DATA
◇平成19年度 13道県14ヶ所で運航
(岡山、神奈川、静岡西部、千葉、愛知、福岡、和歌山、静岡東部、北海道、長野、長崎、埼玉、福島、大阪)
◇平成19年度の出動件数 5,263件:現場出動 3,480件、施設間搬送 1,262件、キャンセル他 521件
(日本航空新聞より抜粋)
エアレスキューヘリ

高層ビルで火災などが発生し地上から救助活動ができないときなどに、エアレスキューヘリで空から救助活動を行います。また、山や海などで遭難者が出たとき、エアレスキューヘリはその機動力を生かして、広い範囲を捜索し遭難者の救助につとめます。

大規模災害等への対応

地震や台風などで大規模な災害が起きたとき、その状況を確認して被災地まで薬や食料を届けたりするなど、各都道府県の復興作業に協力します。

救難飛行艇

救難飛行艇は、海上を滑走路代わりに離着陸できますので、飛行場のない島の急病人や陸から離れた海上で起きた事故による遭難者の救助に威力を発揮します。