ハング・パラグライダー

空を飛ぶ夢を追い続けた人類が現代科学で実現させた人造の翼、パラグライダー。19世紀後半にリリエンタールが開発した人力滑空機が原型のハンググライダー。気軽に楽しむならパラグライダー、スピード感を味わうならハンググライダーと、その魅力を吟味してお気に入りのフライトスタイルを選べば楽しさも倍増です!

ハングライダー

ハンググライダー考案のヒントは宇宙回収用のカイト(たこ)でした。そのカイトにパイプで骨組などをしたものが現在使用されている機体の原型です。パラグライダー同様、高い山の上から空に飛び出します。

パラグライダー

パラグライダーのルーツは登山をする人々の山を降りるときに使用していたパラシュートです。飛行するための装備も軽くてコンパクトなことから、女性も楽しむ人が多いです。日本はもとより世界で人気がある航空スポーツです。

豆知識

ハンググライダーは1964年、アメリカのリチャード・ミラーが、NASAが開発した宇宙船回収の凧にヒントを得て、竹の骨組みにナイロンシートを張って飛行したのが始まりと言われています。パラグライダーはこれより十数年後の1978年ごろ、フランスのスカイダイバーがスカイダイビング用パラシュート(キャノピー)を用いて、山から飛び出したのが始まりです。日本ではハングライダーが1971年、パラグライダーが1986年に、それぞれ本格的にスタートいたしました。

どこでみられるの?

パラグライダーは日本で最も競技人口の多いスカイスポーツだけに、全国各地にフライトエリアがあります。また、ハングライダーと共用のエリアもあります。詳細は日本ハング・パラグライディング連盟のホームページで確認できます。

費用はどのくらい?

○1日体験コース=8000~1万円程度
○パイロット証取得まで=10万円程度
○取得後のエリア使用量=1000~5000円程度(1日)

もっと知りたい!

(公社)日本ハング・パラグライディング連盟
TEL : 03-5834-2889 FAX : 03-5834-2089
URL : http://jhf.hangpara.or.jp/
E-mail:info@jhf.hangpara.or.jp